食育の人はこういうレシピを作れるようになろう

どういうレシピを作ると、食育の「しごと」になるのか…。

 

まず、エピソードを2つ紹介します。

 

<エピソード その1>

 

「ジュリー&ジュリア」

という映画を覚えていますか?

今から6年前に公開された映画です。

 

ジュリア・チャイルドという、伝説の料理研究家がいました。

もう半世紀前の人です。

2002年になり、その伝説の料理研究家の作ったすべてのレシピ 524個を、1年かけて実際に作り、ブログにアップした人がいます。

ジュリー・パウエルという、ニューヨークに暮らす、29歳の平凡なOL。

彼女の挑戦は静かに始まりましたが、レシピのアップ数が増えるにつれ、話題のサイトとなりました。

テレビや雑誌などの取材も受けるようになり、ブログは書籍化され、書籍はベスト・セラーとなり、ついに映画化されたわけです。

それが、

「ジュリー&ジュリア」

でした。

 

このサクセス・ストーリーの究極のポイントは、

  • アップしたレシピの数が500を超えた

ということです。

 

 ▽

 

<エピソード その2>

 

アメリカ東海岸のある町でいつものスーパーマーケットの食材が変わりばえしないのを何とかしたいと思った主婦が、そのスーパーで売られている食材だけを使ったレシピをさまざまなパターンで 500個作り、スーパーの店長に見せたところ、その数の多さに店長は感動し、レシピ500個をすべて買い上げ、店の販促に使うようになったそうです。

以後、その主婦は、スーパーマーケットの

「専属レシピ・プランナー」

として採用され、レシピを提供し続けているとのこと。

 

このサクセス・ストーリーのポイントは、

  • レシピを500個用意してそれをプレゼンした

ということです。

 

 ▽

 

この2つのエピソードの共通点は、

「誰に頼まれたわけでもないのにまずは自分で500個の料理を作ったり、500個のレシピを作ったりした」

という点ですね。

しかも、適当に作ったわけではなく

  • 前者は、ジュリア・チャイルドというテーマで統一されており
  • 後者はいつものスーパーに置いてある食材に限定したというテーマで統一されている

という点。

つまり、

 

何かのテーマを決め

それにもとづいたレシピを500個作成する

 

という方法で、その分野の専門家のようなポジショニング(立ち位置)を確立する。

 

「どんなレシピを書くべきか(質)」

も大事ですが、

「いくつ書くのか(量)」

も、けっこう意味があるということです。

 

お金で先行投資をするのではなくレシピで先行投資をする、といった感じでしょうか。

食育の人が自分のブランドを作るのに参考になる方法の1つと思われます。

 

 

(こちらの記事も参考にしてください)

レシピ・レシート