食べものは脳にどのように影響を及ぼすのか?

(要約)

 

食べものを3つに分類すると分かりやすいかもしれない。

 

最初の分類は、「即効性のある食べもの群」で、コーヒー、砂糖、アルコール、ナツメグなど一部のスパイス、精神活性の強いキノコなどが該当する。

たとえばナツメグは、少量であれば香辛料として働き、肉や魚の臭みを消すのに役立つものだが、大量に食べると、短時間のうちに強烈な下痢と幻覚に襲われる。

このカテゴリの食べものには、脳にとって特別良いといったものはあまりない。

 

2番目の分類は、「2、3日~数週間という時間をかけて脳に影響を及ぼす食べもの群」。

  • トリプトファンやレジンなどのアミノ酸
  • ジャガイモ、ベーグルなどGI値の高い食材
  • 鉄やマグネシウムなどのミネラル
  • ドーナッツやタマゴなどレシチンを含む食材
  • 水溶性ビタミン

などがこのカテゴリに含まれる。

このカテゴリの食べものには神経伝達を左右する働きがあり、「不足するとすぐに困る」ものが多い。

 

3番目の分類は、「生涯かけて影響を及ぼす食べもの群」。

抗酸化力の強い野菜・果物や、魚、オリーブオイル、シナモンなどのスパイス、チョコレート、脂溶性ビタミン、ナッツ類などが該当する。

これらの食材は「防御的に働く」ものが多く、食べたところで精神状態や気分が急に変わることはないが(大量に食べれば別)、生涯のなかで定期的に摂取できているかどうかで脳の健康が大きく変わる。

 

【出典】

How does food affect our brain?

サイコロジー・トゥデイ