付加価値料理教室型の食育活動

料理教室を食育事業としてアレンジするのが

「付加価値料理教室型の食育活動」

です。

 

付加価値、つまり「プラスアルファ」を料理教室に加えることにより、差別化をはかるというものです。

 

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(1)料理教室は大人の女性をメイン・ターゲットに開かれているのが一般的ですが、ターゲットを変えるだけで食育の要素が加わった(付加価値化された)ように感じます。 

  • 子どもをターゲットにする
  • 親子をターゲットにする
  • 男性をターゲットにする
  • 外国人をターゲットにする(日本食を教える)

などです。

 

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(2)特定の食材や料理などに注目し、専門の料理教室を開くというパターンもあります。

  • エゴマの料理教室
  • 加賀野菜の料理教室
  • バスク料理専門の料理教室

などです。

 

料理を通じ、食文化を深く学べそうな感じがしますね。

 

これも付加価値です。

 

このパターンは、

  • 自社商品のPRをしたい食品企業
  • 地元食材をPRしたい自治体・農業団体
  • 日本に売り込みたい海外の食品企業・団体

などとのタイアップもしやすいようです。

 

(3)目的を設定し、そのために料理教室という場を提供するという方法もあります。

  • 味覚を鍛える手段として(味覚教室)
  • 婚活イベントとして
  • 接待の場として(※)
  • 家族の夕食を作る場として(※※)

などです。

 

(※)接待の場に料理教室を活用する例として

Atlier des Chefs

というパリの企業があります。

 

この企業は、ビジネスマンが仕事の合間の昼休みにスーツにネクタイ姿で行く

「ランチ・クッキング」

と呼ばれるオフィス街での料理教室のスタイルを提案し、パリで定着させました。

 

限られた時間のなか、手頃な値段で気軽に楽しくお洒落に料理を作れるということで人気が出ました。

 

接待専門の料理教室、というわけではありませんが、接待に利用されることが多いようです。

 

ともに料理をすることで、距離が縮まり、ビジネスもしやすくなる、というわけですね。

 

インストラクターに教わりながら、ワインを飲みながらビジネスマン同士が料理をしている、そんな風景が目に浮かびます。

 

社員同士の親睦会にも使われています。

 

Atlier des Chefs はパリが発祥の地ですが、ロンドン、ドバイにも進出しています。

 

また、ニューヨークにある

Institute of Culinary Education

という料理学校も、似たようなビジネスマンの接待用のサービスを提供しています。

 

(※※)料理教室で料理を作り、持ち帰って家族の夕食にするというコンセプトのものです。

 

meal preparation

ミール・プリパレーション

 

meal assembly kitchen

ミール・アセンブリー・キッチン

 

などと呼ばれる料理教室の形態です。